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チャチャイ大いに語る

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ある週末の午後。知人との待ち合わせ時間まであと3~40分ある。よし、今日はジャズ喫茶に行って、お洒落なひとときをすごしてみよう、ひょっとしてアーネットコブでも聴けたらラッキーとばかりに、音自慢で有名な某店に足を踏み入れてみた。
しかし、期待に胸踊らせて入った店内は薄暗く、妙に広い割にはシラーっとしたムードに覆われていた。そしてバツの悪い事にカウンター内のお姉ちゃんは明らかに私が入ってきた事に気付いていない。これは気まずい、かなりバッドなシチュエーションにしばらく立ち尽くす。多分かなり間抜けな図である。するとカウンターの手前奥で何やら物色してたオッサンがこちらに気付いた。あーよかった、別の店員が気付いてくれた、と反対側のテーブル席に座った。スピーカーからはよく聴くとピアノトリオが流れていた。聴くからに白人グループ。まったく面白くない。特にベース。何故白人のこの手のベースはことごとく音が高いのだ?しかも線がか細い。ダグワトキンスと同じパートとは到底思えない。ひょっとして、20年以上ジャズを聴いてきた私が知らなかった楽器のパートだったりして。「お前の好きな幼稚な演奏なんか誰がしたるかいピョーン」と聞こえてきた。このロン毛め。このつまらん白人ピアノは誰やろ?誰一人名前が思い浮かばん。しょうがないから、こいつは名前だけ知ってるが今まで聴いたことのないオイゲンキケロという事にした。
それにしてもいつ注文を取りにくるのだ?みるとさっきのオッサン、テーブルでお茶を飲んでる。客かい!お姉ちゃんは相変わらず全然こちらに気付いていない。しょうがないからこっちから出向き、ホットを注文。姉ちゃんはえらい驚いていた。幽霊になった気分だ。失礼な、と思いながらも、驚かして悪かったと、テーブルにもどった。いい幽霊だ、私は。
まーいい、仮定オイゲンのレコードも盛り上がらないまま終了。次はアーネットコブかな?しかし流れ出たサウンドはコブとは180+360度ちがうもの、女性スタンダードボーカル。そう、よりによって私がこの世で一番嫌いなジャンル。しかも最近の日本人のCDだ。地獄である。恨めしげに姉ちゃんを見ると何やら洗い物をしている。コーヒーを煎れる素振りもない。女性スタンダードボーカルを好きになるまで待たされるのか?一生無理である。携帯の時計をみると、その地点で待ち合わせ時間を5分オーバー。しかも圏外。
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